藤原 東雲ふじわらのしののめ

【キャラ設定】
　　　　☆年齢１９歳。
　　　　☆茜の腹違いの兄。
　　　　☆仰の上司、右近衛中将(頭の中将)。
　　　　☆上に３人の兄達がいる。(権大納言家四男)
　　　　☆朝露という妻と京の端に暮らす。

東雲さんの決定稿です。　初期に少しひょうきんさをプラスして、あか抜けた兄上になりました♪
この頃ちまたでは某碁漫画の平安幽霊棋士さんが有名だったので、どうしてもそのイメージはあったと思います。 似てると言われないように気をつけました；
この人については、本編で描ききれない事が多くて…残念でした；

…ということで、ここで少し東雲の過去を公開！

【朝露との出会い】
　当時、まだ東雲が１６歳で右近衛少将に昇進したばかりの頃、馬の遠乗りに出かけた先で、一軒の古びた屋敷にたどり着きます。 朝もやに差し込む光が幻想的な風景をつくり出し、ほんのりと冷たい空気がまだ早朝である事を伝えています。　ふと…塀の向こうから筝^そう(琴)の音が聞こえてきます。 東雲が塀からそっと覗くと、そこには庭先でひとり筝を弾く美しい女人の姿がありました。 庭の草木についた朝露が朝の光に溶けて輝き、彼女を囲んでいました。 そのあまりの聡明な美しさに東雲は一瞬で心を奪われてしまいます。 　…しかし、東雲に気付いたその女性は、筝を止めそそくさと中に入ってしまいました。
それ以来、東雲は彼女の事が忘れられず、あししげく通いますが、彼女の姿を見る事は出来ません。 そんな中、東雲は噂で彼女の悲しい生い立ちを知るのです………。

"朝露"は奥さんの本名ではなく、東雲が付けた呼び名です。
この人の過去話はどこかでやりたかったんですけどねー…；
でも全部描くと一話じゃ終わんない気がする…； そんだけいっぱいあるんですよ； この人の設定は；



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